東京都台東区にございます専門学校のWi-Fi機器の入替工事を行わせて頂きました。
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接続端末台数の増加に伴いYAMAHA(ヤマハ)無線アクセスポイント WLX302から「WLX322」に入れ替えを行いました。
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現状無線アクセスポイントを6台利用しておりましたが、Wi-Fiの受信エリア拡張のため、1台増設をして、IDF内のPoEHUBから増設箇所までLANケーブルも新たに配線しました。
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こちらは入替前に利用されていたYAMAHA WLX302です。各階の廊下の東西に各1台ずつ設置してあります。
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これまでも電波状況に問題はございませんでしたので、今回も同じ場所に設置しました。
施工前
- 接続端末台数が上限をオーバーしてWi-Fi接続ができない端末があった。
施工後
- WLX322の導入で接続台数の上限が増えて、Wi-Fi接続の制限の心配がなくなった。
製品紹介「YAMAHA(ヤマハ)WLX322」
メーカーサイトから引用)
無線APの性能を落とさずに、航空・気象レーダーの影響を回避「Fast DFS v2」
一般的な無線APは、5GHz帯で運用している際に航空・気象レーダー波を検出すると、DFS機能により、最大60秒間通信が切断されます。この通信切断を回避する従来の「Fast DFS」では、その機能を利用するために片方の無線LANモジュールが占有され通信用に使用できず、無線APの最大端末接続台数の性能を活かしきれませんでした。今回新たに対応する「Fast DFS v2」では、その機能を利用するために無線LANモジュールを占有しないため、『WLX322』ではデュアルバンドにもかかわらずDFSの影響を回避できるようになりました。さらに、DFSの影響を避けるために使用可能なチャンネル数の少ないW52を使用していた場合でも、本機能により、多くのチャンネルを利用できるW53/W56を選択することが可能となり、安定かつ高速な通信を実現します。
多数台の無線端末を収容可能
『WLX322』は、2.4GHz帯で最大70台、5GHz帯で最大100台、合計で最大170台の無線端末を収容することができます。また、5GHz帯において4本のアンテナを搭載し、複数の端末で同時に通信が可能なMU-MIMOに対応しています。たとえば、2本のアンテナを搭載したMU-MIMO対応無線端末であれば、同時に2台の通信・処理が可能です。これにより、快適な通信が可能になります。
移動しても快適な通信を実現「適応型ローミングアシスト機能」
本機能は、移動した際など電波強度が弱いにも関わらず、遠くの無線APに接続し続けてローミングしない無線端末(スティッキー端末)に対し、近くの無線APへのローミングを促します。電波強度の弱い無線端末が無線APに接続していると、その無線端末に通信不具合が発生する恐れがあるだけでなく、同じ無線APに接続している他の無線端末のパフォーマンス低下にもつながります。本機能により適切にローミングを行うことで、無線LAN環境全体のパフォーマンスが改善され、快適な通信を維持することが可能です。たとえば、執務スペースで作業中に会議スペースに移動して遠隔会議を行う場合など、オフィスで頻繁な移動を必要とするワークスタイルにも適しています。